2018年10月25日(木)

飲食店開業資金について

よじげんスペース荒木です!

サイコロを2つ振ってゾロ目が出たらハイボール無料という某串カツ店で、自分と同席者と2名連続ゾロ目を出して無駄に運を使ってしまう自分が嫌いではありません。

さて、今回は飲食店の開業資金についていろんな角度から解説しようと思います。この記事を読んでいる方はきっと、これからお店を開業しよう!とか、いつかお店を持ちたい!とワクワクしながら、でも現実的に飲食店を開業するってお金がいくらぐらい必要なのか、または、自己資金が無くてもどうにかなるものか?など生まれたての子鹿の様に画面越しに震えている方を対象としています。

この記事を読み終わったあなたは、飲食店の開業資金って色々頑張れば50万ぐらいあれば十分じゃん!!っと二本足で自立できる子鹿となっています!安心して下さい。

1、はじめて飲食店を開業する場合、目安として大体いくらくらいかかるか?

不安ですよねぇ。

沖縄にバーを出す場合と六本木にカフェを出す場合だと費用は全然違います。そもそも家賃相場が違いますし。でも、そんなことを全部網羅するわけにもいかないので、今回は都内で10坪ぐらいの小さなカフェバーを1人で開業する事を想定して、解説していきます。

初めて飲食店を開業する場合、都内で10坪25万円の物件だとして、物件の取得で家賃の15ヶ月分ぐらいかかります。25万円で375万円。それで物件がスケルトン状態の場合には、内装費用300万と厨房設備200万で約900万円、これに運転資金が家賃25万、自分の生活費25万、食材の仕入れ20万円、雑費5万円で毎月75万かかるとして、最低でも3ヶ月分=225万円。900+225=1125万円、広告費や求人費なども考慮すると、

初めて飲食店を開業する場合、目安として都内で10坪25万円のお店を作ると1200万円ぐらいかかる。

ということになります。

いやー不安が払拭されましたか?

思ったよりも高かったですか?

しかし、実際に初めて飲食店を開業する場合に1200万円持っている方はほとんどいません。なので、ここから色々と工夫して節約するわけですね。

まず、内装費用と厨房設備費用の500万円の節約を考えましょう。

それは、物件を借りるときに最初から内装がついていて厨房設備も残っている物件にすればいいのです。居抜き物件という言い方をします。居抜き物件を例えば100万円で買うことができれば、500万円-100万円で400万円も節約が可能です。

そして、このサイトはよじげんスペースの記事になりますが、よじげんスペースを使うと、物件取得費の375万円が62.5万円に、内装費用と厨房設備費用500万円が0になります。875万円必要だったのが62.5万円で開業できます。

https://4jigen.space/

なので、1200万円も出さなくても、居抜き物件を使えば500万ぐらいで開業できたり、よじげんスペースを使えば60万円ぐらいで開業できます。しかも、公庫が自己資金の3倍ぐらいまでは貸してくれますので、自己資金が50万ある方が公庫から150万円借りて、資金200万を用意、60万円で物件を調達して残り140万円を3ヶ月分の運転資金として余裕を持つ、というのはとても現実的なプランになるかもしれません。認定税理士との公庫への融資お手伝いサービスもありますので、一度ご相談ください。

賢くサービスを使えば、貯金を待たずに開業できるということですね。

2、開業資金シミュレーション

これも都内10坪物件、家賃25万円、1人営業想定で計算してみます。

ただし、今度はスケルトン物件では無く最初から内装がついている物件を100万円の内装譲渡費用を払って手に入れたという過程でシミュレーションしてみます。

不動産会社へ払う:25万円×15ヶ月分=375万円

内装譲渡費用:100万円

内装工事/厨房設備:ほぼそのまま使用で10万円だけ支出

営業許可取得関係:10万円

チラシ、看板、メニュー:10万円

合計:375+100+10+10+10=605万円

これに運転資金を足したものが開業資金ですね。

初めての飲食店開業で一番多い失敗は、運転資金を残していないということです。

3ヶ月間売り上げ0でもなんとかなる程度の運転資金は確保しておいた方が、精神的にもおすすめなので、公庫の融資等使って確保をおすすめします。

また、よじげんスペースを使えばそもそも605万円では無く100万円以内で開業できますので、最初はよじげんスペースを使って小さく開業して、半年とか、1年とか実際に自分で運営してから、やれると自信をつけて、それから普通の賃貸契約で物件を取得してもいいのではないでしょうか?

3、飲食店の出店体験談から確認する開業資金

私も過去に3店舗お店の開業に立ち会っていますので、そのときにいくらお金を使って、それをどうやって集めたのか、体験談という形で公開しようと思います。そう思って振り返ると、3店舗とも結構バラバラなので、何か1つ正解があるわけではないということですね。

1店舗目:新宿区13坪のバー

家賃26万光熱費4万

物件取得費:312万円(敷金8、礼金2、仲介手数料1、保証料1、日割り家賃)

内装取得:175万円

知り合いの知り合いが店を締めるということで、そのまま買い取ってバーを始めた物件です。まだ開店して2年という比較的きれいな内装と厨房機器だったので、交渉して175万円で譲っていただいて、本当にそのまま営業しました。

なので最初に500万ぐらい使った感じですね。

お金は、友人25人が25万円ずつだすシェアバーという形をとったので、自己資金は25万円しか使っていない感じです。625万円集めて、500万円使ったので、残金125万円、前家賃払ってるはずなので残金100万円ぐらいでスタートした感じです。

このお店は2年間営業して、最終的に毎月10万ちょっとぐらい赤字になってしまって。営業時間が1日3時間半だけの会員制バーだったので、今考えると使っていない時間帯をよじげんスペースで貸し出せたら潰さずに済んだのかもしれませんが。。。

撤退時にはスケルトンにしなきゃいけない事項があったので、それを回避するために内装を買ってくれる人を探して内装を譲渡して、敷金8ヶ月のうち6ヶ月分戻る予定が、内装譲渡を認めるハンコ代で2ヶ月分さらに取られて、戻ってきたのは4ヶ月分で100万弱、現金と内装譲渡代を合わせて200万弱ぐらい手元に残った感じですね。

2店舗目:新宿区8坪のバー

家賃13万、光熱費雑費2万

物件取得費:130万

内装:350円

これは知り合いの店の一つ上の階が空いたということで借りた物件で、内装譲渡は0円だったのですがちょっと汚かったので、結局全部内装作り直しました。厨房機器と合わせて350万円ぐらいだったと思います。ここの開業費用も1人10万円で40-50人ぐらいで一緒にシェアバーという形で運営しました。

8坪と小さい店なので光熱費もそんなに高く無く、家賃も安いのでここは安定して運営できている感じです。強いて言えば一時期、毎日休みなく開けるべきだとの考えで、来客0なのに人件費が1万円飛んで行ったりして毎月10万程度赤字だったころもあります。その後は、会員を増やしてその入会金だったり、毎月数千円会費を集めたり、平日は無理に営業せずに週末だけにしたりと変化していき、結構気楽に回しているお店です。

3店舗目:港区内5坪の和カフェ

家賃20万、光熱費雑費1万

物件取得費:300万

内装:400万円

いい物件が出たので資金を出してくれるオーナーさんを別に迎えて作った案件。

ここは内装が完全スケルトンだったので0から作って約400万ぐらい。小さいお店は作ってしまえば人件費もそんなにかからないので楽ですね。

こうやって3件の物件取得費+内装をみてみると、487万円、480万円、700万円ということで、都内で小さな店をやると現実的に500-700万ぐらい飛んで行くもんだということになります。自己資金がない方はよじげんスペースで浮かせてください。

4、飲食店開業後に、少額の運転資金自己資金に苦しむ

初めての飲食店開業で一番多いのがこれでしょう。自己資金ギリッギリまで物件に使っちゃって、スタートするときの残金が20万ぐらいしかなくて、売れなかったら即倒産するみたいな。

でも、お店を開けると予想してなかった方向からお金が飛んで行く案件が発生したりするので、気をつけた方がいいかもしれません。家賃+最低限の生活費の3ヶ月分ぐらいは欲しいなぁと。

新規開業飲食店の3年生存率は45%ぐらいです。ここから、チェーンなどの大手を差し引くと、3年間潰さずに営業できる人は、3人に1人しかいないということです。ゾッとしませんか?その3人は開業時には絶対に、自分は店を潰すようなことはしないって思って開業してるわけですよ。家賃と自分の飯代ぐらいはどうにかなるだろうと。根拠のない客 単価3000円と根拠のない1日10人が来店で月商90万、根拠のない利益率30%で30万、なんとか生活していけると。

でも、現実にはお客さんが2人しか来ない日もあるんです。目の前にライバル店ができるかもしれません、今年だけ台風が多いかもしれません。開業時に持っていた優しい心はズタボロになり、目の前の収益を100円でも多く稼ぐことに注力した結果、お客さんがどうやったら喜んでくれるかは忘れてしまうかもしれません。肉質を落とし、コーヒー豆も安いものに、値段も下げてとにかく人数来ないと。。。

そんな生活を続けてふと気がつくのです。赤字が無く毎月30万円確実に振り込まれていた会社員時代ってすごいことなんだなと。そうして心が折れたり、2年契約や3年契約の物件更新のタイミングで逃げ出したくなり、お店は閉店します。

運転資金に余裕があれば、心に余裕が生まれます。そしたら、どうやったらもっとお客さん喜んでくれるかな?っていう気持ちがずっと薄れません。

どうか、飲食店の開業後に自己資金が足りなくて悪循環に陥る前に、家賃+生活費の3ヶ月分ぐらいは初期費用として用意していただけたら幸いです。ちなみに、開業時に公庫からの融資は受けやすいので、自己資金の3倍までは借りておくことをお勧めします。いらなければ、開業して2ヶ月後ぐらいに返しちゃえばいいので。

5、飲食店の開業資金を徹底解説!いくらが普通なのか相場感と資金の調達

生まれたての子鹿の様に怯えていたみなさま、これまで4つのトピックスを読んでいただいていかがですか?だいぶ、飲食店の開業資金について理解ができているのではないでしょうか?震えは止まり、現実的にいくらの予算で、その金額をどう集めるか検討してもいい段階かもしれません子鹿。

相場観って大事です。変な居抜き物件をつかまされたり、人通らないのに強気の家賃に騙されたり。ここでは、そんな相場観についてお話した上で、自己資金がない人はどうしたらいいのか資金の調達方法についてもご案内します。意外と、国が優しいです。

開業資金のシミュレーションは先のトピックスでいくつかお話したのでもういいと思います。あとはやはり、内装や厨房機器の相場については知っておいた方が吉です。まず、物件を取得して内装工事をしたい場合には、必ず複数社から見積もりを取る様にしましょう。3社ー4社。そうすることで、2つの意味でリスクを回避することができます。

1つめは、現地の見学時に実際に会って話をして人間性がわかるということです。小さくても親切丁寧にやってくれる小さな工務店が好きな人もいれば、スーツを来た設計士さんが同行する大手のデザイン会社が好きな人もいると思います。せっかくの自分のお店なので、自分に波長の合う、話の合う方を直感で選んでいいと思います。

2つめは、ボラれないということです。現地で打ち合わせをする際には、正直に初めての飲食店作りで相場もわからないので、3社に見積もりをお願いしているということを話してしまってOKです。そして、予算が最重要なのか、予算を少し超えてでも理想の内装にしたいのか、譲れる部分と譲れない部分などを話すといいと思います。例えば予算300万と伝えて、ぴったり300万の見積もりを持ってくる業者さんもいますし、予算とレイアウトを4パターン作って来てくれる会社さんもいるでしょう。過去の施工実績で自分のイメージに近いものを手がけている方も安心ですよね。

そうやって、内装や厨房設備の相場観は比較することで身につけてもらえれば問題ありません。また、厨房機器は中古もありますが、正直そんなに安くないです。一流メーカの中古よりも、二流メーカーの新品の方が壊れませんし。その辺りはご検討を。そうしても予算内に収まらない場合、2年後にまた工事をお願いすると割り切って、それを目標に頑張ってもいいと思います。実際にお店が繁盛してから、自分がやりたかったこだわりをお店に付けるというケースは結構多いです。

内装と厨房機器の相場については、3−4社から見積もりを取ることでボッタクリから逃げましょうという話をしました。さて、内装譲渡の相場についてはどうでしょうか。これは、正直な話初めての飲食店開業の方だと難しいです。1つの参考になるのは、スケルトンから作った場合にいくら掛かるか比較する方法がありますが、そもそもスケルトンから店を作って厨房設備をいれたらいくら掛かるのかわかりませんよね。個人的にお勧めしたいのは、内装譲渡0の物件です。0なら営業始めてから壊れても「まぁしょうがないか」ですみますし。

または、まだ内装を新しくいれて2年とか3年とかあであれば、買ってもいいかもしれませんが、厨房設備を中古で集めた場合の金額ぐらいが目安でいいと思います。でかい冷蔵庫2台、製氷機、コールドテーブル2、ガスコンロ4口、ググって中古で50万ぐらいで買えそうなら内装譲渡で50万払うのはそこそことくかなと。

内装自体には価値はないので、厨房機器を中古で買うより良さそうなら買ってもいい様な気はします。あとは、何件も同じ様な物件を見ることで今までの中では一番いい、などと決めることもできるかもしれませんね。

資金の調達方法は、認定税理士に言って公庫の新創業融資を手伝ってもらうのが一番お勧めです。大体自己資金の3倍ぐらいまで借りれるので、200万持っている方は600万借りて800万円でスタートすることができます。

6、いくつ知ってる?飲食店を開業するうえでの資金調達法

公庫から融資を、と言ったところで本当に自己資金が普通預金に30万円しか入っていない人はどうしたらいいのか?少し考えてみましょう。

・何かを売って自己資金を作る

これ結構アリだと思います。いらないものだけでなく大切にしているものも全部売って自己資金を確保、その資金を元手に公庫で融資を受けると。

・働いて自己資金を貯める

残業を増やすとか、兼業で貯金するとか、夢に向かって貯金っていいものですよね!時間がかかってしまうので、まだ具体的に今すぐ独立したいわけじゃないという方にはいいかもしれません。

・親兄弟から借りる

鉄板ですな。親兄弟から信用されていない様な人がお店を開いてお客さんからの信用をかち取れるわけはないじゃないかと。親兄弟が良いね!!と思わないものは、お客さんもいいね!!と思わないでしょうし。借りれる人は親兄弟から借りても良いと思います。

・友人知人から借りる

うーん。。。。友人間でのお金の貸し借りは後日トラブルの元なので個人的にはお勧めしません。借りるぐらいなら共同経営として一緒にやって収益を分配する様な形がいいのではないでしょうか?

・友人知人と共同経営

これは全然ありだと思います。資金提供側と実際に業務をやる側で別れて、利益を半分ずつ取る様なやり方はお互いにとって良いのでは?

・1口オーナーの人数を集めてシェアバー

誰しも自分のバーを持ってみたいという願望はあるもので、10万円で一口オーナーとして40人集めると400万になります。その後も運営もありますので多少のまとめる力は必要になるかもしれません。

・キャッシングなどで借りる

50万借りて即開業できるなら、それも良いかもしれませんね。

・クレカ決済で乗り切る

クレカで支払えるものを全部クレカで支払って、支払いを後回しにするという。特に会社員時代は良いクレジットカードが作れるでしょうから、目一杯作って枠を使えば200万ぐらいにはなるかもしれません。

7、例えばバーならいくら?飲食店開業時の平均的な必要資金

もう散々書いてきましたが、再度確認です。都内で10坪、家賃25万のバーを1人で開業する場合、普通に借りると1200万円ぐらいあると安心です。ですが、居抜きなら700万ぐらい、よじげんスペースなら100万でも開業できますので、平均1200万円という書き方は少しおかしいかもしれません。

内装費は坪単価40万ぐらいあれば十分でしょう。あとは出来上がってきた見積もりから何を削って何を残すかやっていけば十分です。

居抜きを使わない場合1200万、居抜きで700万、よじげんスペースで100万ぐらいを平均として相場観を持っておくと、なんとなく自分がどれを選ぶべきなのかわかってくる様な気がします。お金があれば自分の理想の店ができるわけじゃないです。100万円で作ったお店で500円で売っている商品も、1200万円で作ったお店なら6000円で売れるのか?答えはNOです。

出店費用、開業費用がきになる気持ちもわかりますが、実は飲食店を出店するときには、よじげんスペースを使えば100万円で開業できるわけなので、そこに注力するのではなく、どうやったらお客さんが喜んでくれるか、その1点を磨き続けた方が、喜んでもらえる息の長いお店ができるのではないでしょうか。

8、飲食店を開業するために必要な資金・手続きを紹介

必要な資金についてはもう大丈夫でしょう。物件の取得費、内装を買う場合には内装譲渡代金、内装と厨房設備を作る場合には内装工事費、看板やメニューなどのデザイン費、開店告知チラシ等の印刷費、営業許可の取得費用、雑費、仕入れ等運転資金などでしょうか。

手続きについては、

・物件取得、契約

・内装工事

・メニューや看板等

・営業許可申請

・開業

という流れになるかと思います。

開業時に宣伝としては、ポスティングや街頭のビラ配り、工事中の店頭に開店予告張り出しなど、昔ながらのやり方がお勧めです。

以上、8項目に渡って飲食店の開業資金について解説を行いました。

共通して言えることとしては、普通に借りるよりよじげんスペースを使うと1/10のコストで出店できるということと、公庫の創業融資を取り扱う税理士を紹介するから資金について不安な方は相談してください、ということ、この2点だけです。

自己資金50万円あれば、公庫で150万借りて、よじげんで家賃25万、初期費用 62万の物件を借りて半年や1年など営業をしてみるという方法があります。

いきなりお城の様な豪華なお店を作るのではなく、とにかく質素に、最初は屋台からで良いぐらいの気持ちで、余ったお金を使って目の前の1人のお客さんが喜んでくれることにお金を使いたいものですね!

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araki@4jigen.space

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