2019年3月31日(日)

飲食店開業時のスタッフ採用-飲食店開業&経営日記5

飲食店開業&経営日記第5話です。スタッフの採用について書いています。

初めからご覧になる方はこちらの飲食店開業&経営日記目次からどうぞ。

業種も物件も決まったので、次はスタッフの採用です。

採用というと大げさですが、自分も含めて社内スタッフや友人知人などでどうにかお店を回していくことになります。

まず最初に始めたのは、人件費率をいくらにするか?考えました。前回物件を借りた際に物件利用料は20%という比率を決めていたので、今回は人件費も20%、原材料費と仕入れで40%使うとして、残り20%が粗利になるということになります。難しい話は置いておいて、間借りの場合初期費用がほとんどかからないので、物件2割、人件費2割、原価4割、利益2割ぐらいのバランスで良いのではないでしょうか。もちろん、その辺りは各自計算の上でプラスマイナスしていただけましたら。

初期費用1000万円を5年で償却するとしたら、年200万円、1ヶ月17万円の利益で元をとりますが、間借りの場合、今回の物件は月額12.5万円×3ヶ月分=初期費用37.5万円、これを4年ではなく1年で元を取ろうとすると、1ヶ月3万円強。つまり、間借りは初期投資が少ないので利益が少なくてもやっていけるんですね。

売上60万円だと20%で12万円、1日6000円のバイトさんを20日雇うぐらいの目安になるかと思います。

もちろん、自分でお店に立つ場合には(人件費+利益)合計が利益になるので利益は増えますね。

 

今回はFacebookでカレー屋さんをやりたい方を募集したところ、知人がバイトとしてやってくれることになりました。普段フリーランスなので時間の余裕はありますし、ランチの時間だけで6000円でも本業の収入があるのでやっていけると。

 

普段からtwitterやインスタ、FacebookなどのSNSは、手伝ってくれる仲間が見つかったり、宣伝に使えたりするのでお店を開業しようという方はやっておいた方がいいかと思います。

 

これでスタッフも確保。次回は、フードデリバリーの経費について体験談をお話しします。

 

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記事を書いた人: にゃんこ先生

外食産業のデジタルトランスフォーメーションに詳しい専門家。フードデリバリー、ゴーストレストラン、クラウドキッチンについて、自らもゴーストレストランを運営するなど、業界の中から実際に体験した情報を発信。ねこ好きの犬派。

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