2020年2月10日(月)

海外デリバリーサービス企業5社を比較!手数料は?

黒もふもふ
黒もふもふ
日本のデリバリー企業はプレーヤー乱立、

戦国時代!!と言われていたけど、他の国ではどうなの?

そうじゃな、試しにヨーロッパの方でも見てみるか
にゃんこ先生
にゃんこ先生

シロネコ
シロネコ
普段話題になるのはUberEatsだものね。
ヨーロッパ気になる

 

というわけでこちらの記事では、宅配サービスを運営しているスタートアップ5社をご紹介します。

ヨーロッパの企業が中心ですが、日本には未進出で馴染みのない会社ばかりでも仕方ないので、UberEatsも入ってます!
レストラン側の支払う手数料などもまとめてみましたのでご覧ください。

1. Deliverloo

Deliverlooは、イギリス、ロンドンの会社。
アマゾンの出資を受けていたり、イギリスの大手スーパーSainsbury’sとピザ配達で提携しています。食料品配達への事業展開も視野に入れてのことでしょうか。

また、イギリス国内でDeliverloo Editionsというクラウドキッチンも運営しています。
フードデリバリーから派生した事業に積極的に力を入れています。

2. Delivery Hero

Delivery Heroの本社はベルリンにあり、300都市に展開中のなかなかの強者です。

予約しないと行けないような人気レストランや話題のお店を揃えることで、他サービスとの差別化を図っています。
2019年12月には、韓国の大手デリバリーWoowa買収を発表しました。シンガポールに合弁会社を作り、本格的にアジアのマーケットへ進出していくようです。

アジアの市場規模に可能性を感じている・・。新たなプレーヤー誕生の予感です。

3. Takeaway.com

アムステルダム発のTakeaway.comは、11ヶ国で展開中。
オランダ国内ではほとんどの地域に展開しているようで、エリアカバー力が強みのようです。
オランダ、国土狭いしね。

2020年1月には、ロンドン発のデリバリー企業、Just Eatを7,800億ドルで買収するニュースも報じられました。
7,800億ドルですよ・・すごい額・・。

昨年の2019年12月にはDelivery Hero社のドイツ事業も買収しており、欧州で急速に成長中です。

4. Just Eat

Just Eat、イギリスはロンドンの会社。13ヵ国で展開中です。

大手スーパーASDAとの提携などもしていましたが、先のTakeaway.comによる買収が発表されました。

5. Uber Eats

本社はアメリカ、サンフランシスコにあり日本で知名度の高いUberEats
ヨーロッパではどうなのでしょうか?

ウーバーイーツさん、ヨーロッパでは14ヵ国に進出しています。善戦中。
EMEA(ヨーロッパ・中東・アフリカ)の主要都市以外で売上の40%を占めているということで、今後も地方都市でのシェア拡大に注力していくものと思われます。

また、スーパーマーケット事業(生鮮品の配達)のトライアルもしているとの噂です。
ほしい・・Uber Fresh。

5社の比較表

今回ご紹介した5社を表にまとめてみました。

本社所在地 進出国数 都市数 レストラン手数料
(1注文ごと)
クラウド
キッチン経営
Deliverloo ロンドン 12 200+ 20-25%
Delivery Hero ベルリン 40+ 300+
Takeaway.com アムステルダム 10 100+ 13%
Just Eat ロンドン 13 13-14%
Uber Eats サンフランシスコ 20
(EMEA内)
200+
(EMEA内)
30%
(準備中)

レストラン側が支払う手数料も載せています。
手数料はかなり幅がありますが、コミッションの他に初期費用や注文ごとに基本料金が発生する会社もありますので一概にUberEatsがたっかい!とも言い切れないのが現状です。

まだまだたくさんの競合がいますので、今後も合併や買収を繰り返していくものと思われます。
今後も最新情報を追っていきますね!

 

シロネコ
シロネコ
ドイツ企業、Foodraなどもあるんですが
EU内で展開の多い企業を紹介したく割愛してしまいました・・またの機会に!

記事を書いた人: シロネコ

来世はあのシロネコになるために徳を積んでいます。海外フードテック事情などなど解説!