UberEats手数料と消費税について
Uber Eatsを利用している店舗が支払う手数料と消費税について解説をします。この記事は飲食店さん向けに書いていきますので、一般の方はスマホの戻るボタンでお戻りください。飲食店の方は、いつも謎に引かれるアレを一緒にきちんと解剖していきましょう!
実際の数字を見てみましょう
これはUber Eatsでユーザーさんが1850円の注文をした時の画面です。
1850円の商品代金に、サービス料が10%185円が加算、配達手数料100円(距離と配達員の配置に依る)が足され、合計2,135円をユーザーが支払います。
一方で、お店側にはどの金額が売り上げ計上されるのでしょうか。
1850円(商品代金)がお店の売り上げとして計上されます。
サービス料や配達料を加算する前ですね。
そしてUberEats手数料が35%、1850*0.35=647.5円ではなく712.25円。
ちょっと金額があいませんね。
そう、ここで今回のテーマである「消費税」の話が出てきます。
全体の消費税は8%(デリバリー軽減税率)
UberEatsは食事のデリバリーなので、消費税は軽減税率の8%が適応されます。
表示は全て内税なのでユーザーはあまり気にせず、税込の金額が表示されています。
例えば1080円のカレーは、1000円+消費税80円の合計金額です。
UberEatsに払う手数料の消費税は10%
一方で、例えばお店がUberEatsに1000円払う場合、消費税が10%つくので1,100円となります。
これは8%ではなく10%の外税です。
先ほどの例だと、UberEats手数料が35%=1850*0.35=647.5円
647.5円×1.1(10%消費税)=712.25円
これで表示した画像に記載の数字とあいました。
消費税の調整額
そして最後の0.10円これはマイナスではなくプラスです。0.1円Uberからお店に戻しているものですね。これが何かと言うと、よくわかりませんが0.1円ですからあまり気にしなくていいかと。
もともとは、二重で消費税が取られないように数十円調整した部分なのですが、UberEatsの手数料体系が変更になってからは0.1円などほとんど誤差みたいな小さな金額になってしまいました。